どうも～ はくまい（@boku_gohan）です！今日は（いろいろ言い訳をしながら）買い物をした話。
わたしアラフォーと言われる年齢なのですが、20年前は高校生でした。あの頃ってすごくヴィトンが流行っていて、バイト代で買った（えらい）とか、誕生日プレゼントとか、検定の合格祝いや試験の成績がよかったからとか、なんかそういう話がゴロゴロしてる時代。
今と比べるとだいぶヴィトンも手の届きやすい価格ではあったけど、ほぼほぼお小遣いをもらっていなかったわたしには決して手の届かない存在。自宅から高校が遠かったのでバイトもできなかったし、成績が良かったからとか検定合格したからってご褒美に買ってもらえるような教育方針でもなかったので、手に入れるのは無理なんだろうな～と思っていました。
でもあの頃の自分、本当はすごく欲しかったんですよね～～。手に入れるのは無理だと分かってても、うらやましいものってある。
大人になってから、周囲の人がハイブラ持ってても全然気にならない生活を送っていたんですけど、ヴィトンのとあるバッグだけは、「お？」と目で追ってしまう。雑誌の着回しコーデなんかで登場すると「お？」と気になってしまう。もう意識しまくりなんですけど、今度は「今更なあ」という思いが強くなってしまって、なんか手が出せなくなっちゃったんですよね。多分意地みたいなのもあったのかもしれないですね「わたしブランドとか興味ないんで」みたいな。そんな感じで20年経ってました。
でもふと「あ、たぶんこれは一生欲しいやつだ」と自分の気持ちを認めるタイミングがきて(長い片思いみたいだね)や～～っと購入を決めました。それがこちら。
ヴィトンのスピーディ25ですね。中古です。画像だと少しハンドル黒っぽく映ってますが実物の方がちょっぴりきれいに見えるかな。誤差か願望かも。
状態が納得できて、大体20年前（高校生の時の自分に買ってあげたかったので）くらいのものがいいなと探してこちらに決めました。結局15年前くらいのものになったんですけど、まあそのころもだいぶ人生頑張っていたのでいいか、という気持ちです。
画像のような感じでヌメ革にシミがあったりしますが、わたしが５年使ったとしてもこんなにきれいに保てないですね。個人的にはかなり満足なものでした。
中古にしたのはあの頃の自分に買ってあげたというストーリーが（頭の中に）あるのと、ヴィンテージの少しくたっとしたヴィトンを日常的に使っているスタイリングがかっこよくて憧れだったから。
なので型崩れも気にせずに使おうかなと思っていましたが、確かにたとえスピーディ25でもブラックホールほど入るので、バッグインバッグを買ってみました。
こんな真空パックできました。
スピーディ用のピッタリサイズのものもほかのお店で色々あったんですが、形を保てればいいかな～くらいの感覚なので今回はこちらに。
かなりポケットついてます。バッグの中が黒だと見にくいので、色のついたものにしようとおもって赤にしたんですが、赤もかなり暗くて若干やっちゃったな感。
特にスピーディは口が大きく開くわけじゃないので、やっぱり暗いですよね～。まあ中に入れるもの明るくすればいいか。色はかわいいしね。
買ってからもう３週間くらい経つのですが、なんかもうすごく買って良かったなと思います。毎日持ち歩いたりは全然していないんですけど、視界に入るだけで「よかったね…」って繰り返し満足(笑)
去年悩みに悩んでPC買った時もすごく満足してたけど、今回は幸せって思う感じが強いかもしれないです。多分自分で思っていたより欲しかったんだなあ、あの頃のわたし。よかったね～。
今ちょうど部屋の整理をしていて、グッズや服などすごく辛い思いをしながら手放している途中なんですが、そういう自分の過去を見つめなおす過程の中で、思いを整理して新しいものを迎えるということって、ネオ自分を作っていくみたいな作業に感じました。
ちなみにスピーディって今（2022/11）184,800円なんですけど、東京に月4回とか行ってた狂気のオタクだったころの感覚だと下手すると1～2カ月分のオタ活費で支払えちゃうんですよね。狂気ですよね。
思い出はプライスレスですもんね。プライスレスったって限度があるだろという話ですが。
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